INTERVIEW
PEOPLE #10
一人では成しえない影響力の大きな仕事を。
AI
SASANO
篠野 愛
大阪本店 設計部 第6部門
2022年入社(転職時年齢:35歳)
※所属・役職、掲載内容等は
すべて取材当時のものです
竹中工務店に
転職した理由
当社のプロジェクトに外部人材として参加したことをきっかけに、責任を持ってより深く関わりたいという思いが芽生えました。また、協業した社員の方のモチベーションの高さ、どんな困難な課題にも柔軟かつ真摯に取り組む姿勢も魅力でした。
Q.現在はどのような
仕事内容ですか?
A.多くの関係者と
密に連携しながら、
国際的な大規模
プロジェクトを進行。
5年間ハウスメーカーで勤務したのち、個人設計事務所を設立。店舗設計や古民家改修など、さまざまな案件に携わり、ロンドンでも活動しました。帰国後、竹中工務店のプロジェクトに外部人材として参画することになったのですが、現在は社員として関わっています。これまでに経験したことのない大規模な案件のため、多くの関係者と連携する中で日々新しい発見や学びを得られる刺激的な環境です。海外の事業者とのやりとりも頻繁にあり、これまでの経験で培った柔軟な思考力や国際的な感覚を存分に生かせていると感じます。また、チームで取り組むからこそ、生物多様性や環境問題などの社会課題に対してより大きな影響力のある働きかけができることを日々実感しているところです。
Q.竹中工務店に
転職した感想は?
A.社会課題の解決に向けて、
真摯に取り組む企業姿勢を実感。
入社して、環境問題への取り組みが想像以上に熱心に行われていることに驚きました。大阪本店設計部にはSAO(サスティナビリティアクション大阪)というワーキンググループがあり、新たな企画を提案するなど精力的に活動しています。持続可能な社会の実現に向けて、企業として環境問題に本気で向き合う姿勢が印象的です。また人間関係の構築に関しては、研修などでキャリア採用者同士が集まる機会も充実しているので、同じような経験を持つ仲間との横のつながりを自然と広げることができました。社員の方は皆モチベーションが高く、常に良い刺激を受けながら日々仕事に取り組めています。年齢にかかわらず意見が言いやすく、新しい提案を積極的に採用してもらえる点も、非常に魅力的です。
Q.竹中工務店で
実現できたことは?
A.設計の全工程に一貫して
携わり、
責任とともに
やりがいが大きく向上。
設計の全工程に携わるようになり、外部人材の立場では難しかった責任ある仕事に裁量を持って取り組むことが可能になりました。責任の重さは増しましたが、プロジェクトの全体像や目の前の業務が社会に与える影響を意識しながら仕事ができるため、やりがいが格段に向上したと感じています。海外出張の際には英語力を生かし、海外事業主との円滑な議論の進行にも積極的に貢献することができました。また、SAOでの活動に加え、兵庫県川西市での森づくり活動ではイベントの企画実行を担い、環境問題への企業貢献や健康的な働き方を考える機会を創出。個人では限界のあった環境問題への取り組みを、企業の一員として大きなスケールで実践できていることに深い意義を感じています。これまでのキャリアで培った多様な経験が、現在の仕事に活かされていることを実感しています。
竹中工務店をより良くするために
大規模な組織だからこそ、
役割や評価の
再検討が必要。
大規模なプロジェクトでは、関わる人数が多くどうしても情報共有が複雑になりがちです。そうした中で、責任の所在をより明確にし、効率的な意思決定プロセスを構築することが課題だと感じています。また分業により見えない部分が多くなっているため、現場メンバーの貢献を適切に評価できる体制整備も重要ではないでしょうか。ワークライフバランスの面では、業界の特性上、作業量や時間配分を標準化することが難しい面はありますが、持続可能な働き方の実現が長期的な成長には不可欠だと考えています。この点について全社的に改善への取り組みが積極的に進んでいることは素晴らしいと感じています。
OFFの過ごし方
茶道が趣味で、休日はお稽古や茶室見学などに勤しんでいます。趣味の合う同僚と音楽鑑賞やキャンプ、ボードゲームを楽しむことも。また、姪を連れて出かけることも多く、先日は一緒に瀬戸内国際芸術祭に行きました。









