活動情報詳細
第18回 江東区環境フェアに参加しました
2025年6月1日に東京都江東区の環境学習情報館「えこっくる江東」において、江東区および江東区環境フェア実行委員会の主催で「第18回江東区環境フェア」が「みんなで『ゼロカーボンシティ江東区』の実現に向けて取り組もう!」をテーマに開催され、当社も昨年に引き続いて協賛・参加しました。
木の使用が森林の活性化、CO2削減につながることから、当社ブースではすでに恒例となった「組子コースターづくり」ワークショップを行いました。「組子」とは、精密加工を施した木材のパーツを、釘などを使わずに幾何学的な文様に組み付ける伝統木工技術で、ワークショップでは、木曽のヒノキを素材とした組子キットから、コースターを組み上げていただきました。このキットは、公益財団法人竹中大工道具館の協力を得て提供していただいているものです。
開催当日は、前日の雨も上がり、爽やかな初夏の青空も見えていました。毎年当社の出展を楽しみにしていただいている方や、同じように出展・出場している企業・団体の方など、約100名の方々に当社ブースを訪れていただき、56名の皆さんにご体験していただきました。お父さんやお母さん、当社スタッフと一緒に、組立手順書を見ながら、麻の葉柄の組子コースターを組み上げていただきました。なかにはお母さんと一緒に来て一つ組み立てたのちに、再び友達を連れてやって来て、二つ目のコースターをつくっていったお子さんもいました。大人の方々は、自分で作り上げたコースターを満足そうに眺めて、その形の美しさや、交差部分の隙間や段差がないことに一様に感動し、日本の伝統工芸職人の匠の技に感嘆しきりでした。また、子供たちの「できた―!!」という歓声、見守っていたお母さんの笑顔に、周りのみんなの拍手に、大いに喜んでいただけたことと実感しました。
ブース前面には、当社のサーキュラーデザインビルドの取り組みと高層木造建築のポスターも掲示し、当社スタッフと木造建築の話などで盛り上がっている方もいました。
ワークショップの収益は、国内の森林の健全化等を目的とする、公益社団法人国土緑化推進機構の「緑の募金」に寄付する予定です。
6月は当社グループの環境月間として、グループ全体で環境に貢献できる活動に、地域と連携して取り組んでまいります。



