第3回SPEXA — 【国際】宇宙ビジネス展 —に出展快適な月面居住の実現に向けた取り組みを紹介

2026年4月13日
株式会社竹中工務店

竹中工務店は、5月27日(水)から東京ビッグサイトで開催される「第3回SPEXA —【国際】宇宙ビジネス展 —」に出展します。
本展示では「月にくらしをつくる Build with us」をテーマに、月面居住における”宇宙QOL”向上のための技術群・開発シナリオ・将来像を、没入体験や模型展示を通じてご紹介します。

  • QOL:Quality of Life 生活の質

当社は2023年に宇宙建築タスクフォース(略称TSX)を設立し、「人々が宇宙で快適に暮らし、活動する空間・社会」の実現を見据えた建築・インフラ領域の研究開発と事業構想に取り組んでいます。
本取り組みは、当社単独で完結するものではなく、素材、ロボティクス、ICT、医療、エネルギー、環境制御など、多様な分野との協業を前提としています。技術開発・実証・事業化に向けたパートナー企業、研究機関、政策立案に関わる皆様との新たな接点創出の場として、ぜひご来場ください。

展示会概要

展示会名称 SPEXA —【国際】宇宙ビジネス展 —
開催期間 2026年5月27日(水) ~ 5月29日(金)
開場時間 10:00~17:00
開催場所 東京ビッグサイト 南ホール
入場料 無料・予約制
予約サイト https://www.spexa.jp/tokyo/ja-jp.html(外部サイト)
TSX WEB takenaka.co.jp/space-archi
主催 RX Japan

展示内容

visiMax®による没入体験

visiMaxは当社が開発する広視野角視覚シミュレーターです。本展示では、月面居住空間を実寸スケールで可視化し、設計検討・運用検証・リスク評価に活用可能なシミュレーション環境を体験いただけます。

visiMax による没入体験
模型による展示

月面環境を模した模型台上で、短期滞在から長期定住へと発展していく段階的な建設・運用シナリオをご覧いただけます。

  1. 初期探査・実証フェーズを想定した、閉鎖環境下での短期滞在モジュール
    (国土交通省、文部科学省「宇宙無人建設革新技術開発/スターダストプログラム」にて東京大学 佐藤淳研究室と協業)
  2. 民間スペシャリストを含む40人規模で生活する長期運用モジュール
  3. 拠点構築に必要なインフラの核となる最大150mの鉛直展開構造物「ルナタワー」
  4. クレーターや縦孔内に建設する滞在拠点・研究拠点となる「ルナドーム」

宇宙建築実現に向けた新規技術開発

月レゴリス固化ブロック

月の砂であるレゴリスのみを原料とし、水や焼成エネルギーを必要としない製造プロセスによる建築材料の研究開発です。月面での現地資源利用(ISRU)を前提とした建設技術として、輸送コスト削減や大規模拠点形成への貢献が期待されます。具体的には月面施設の防護壁や路面舗装などへの適用を想定しています。
(徳⼭⼯業⾼等専⾨学校 月面基地開発研究室 温品達也准教授と協業)

宇宙建築実現に向けた新規技術開発 月レゴリス固化ブロック
ハイブリッドパネル構造システム

真空中での溶接性に優れた金属外周枠と軽量かつ高強度な面材で構成される多角形ハイブリッドパネルをモジュール化し、地球低軌道から将来の月面に至る大型居住構造物への展開を想定しています。高い気密性と構造強度を備えたドーム状空間を構築するための設計およびパネル構成・接合技術を提案し月面での持続的活動と宇宙産業基盤の形成に貢献することを目指します。

ハイブリッドパネル構造システム
宇宙転用・新産業シーズ創出拠点「宇宙での医療と一体化した居住空間開発拠点」

当社は、宇宙戦略基金「宇宙転用・新産業シーズ創出拠点(SX-CRANE)」に採択された「宇宙での医療と一体化した居住空間開発拠点(代表機関:国立大学法人東京科学大学)」に連携機関として参画しています。本展示会では、健康で快適な宇宙居住空間の実現に向けた技術開発の計画についてご紹介します。

会場レイアウト図