建築作品

電気自動車のリチウムイオン電池に使われる、木を原材料とするカルボキシメチルセルロースの生産工場です。自然豊かな周辺環境との調和を考慮し、木々から差し込む木漏れ日を事務所外観で表現しました。庇では、意匠と構造を融合させた一本柱を起点とし、木の有機的なパターンを軒天井から建物内に伸びやかに展開して、訪問者を温かく迎え入れる空間を創出しています。中庭のある開放的な木造の事務所では、森の中で働くような空間作りを目指しました。