脱炭素・省エネ

ゼロ・エネルギービル(ZEB)を実現するソリューションや、省エネ技術を紹介します

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、省エネと脱炭素は建築における最重要テーマのひとつとなっています。
当社はお客様とともにZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)の実現を目指し、建物のエネルギー負荷を抑える設計と高効率な設備の導入により、消費エネルギーを最小限に抑えています。さらに、太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用し、EMS(エネルギーマネジメントシステム)によって無駄のない運用を実現しています。
具体的な取り組みや支援内容を以下に詳しくご紹介します。
自然共生

建築の脱炭素化が求められる背景

建築分野の脱炭素化が強く求められているのは、建物が排出するCO₂の量が非常に大きいためです。日本全体のCO₂排出のうち、住宅や建築物からの排出は約3分の1を占めており、東京都に限ればその割合は約70%にものぼります。オフィスビルや商業施設などの非住宅建築に限っても、都内では全体の約40%を占める大きな排出源です。

パリ協定に基づく国際的な約束や、日本が掲げるカーボンニュートラルの目標を実現するうえでも、建築業界の脱炭素化は避けて通れません。こうした流れを受けて、国や自治体では規制の強化や支援制度の整備など、さまざまな対策が進められています。

まとめ:建築の脱炭素が急務

建物を建てる段階で、省エネ設備や再生可能エネルギーのしくみを取り入れておくことで、長期的なCO₂排出を大きく抑えることができます。いまや「エネルギーと賢く付き合う」という考え方は、持続可能な建築を実現するうえで欠かせない視点といえるでしょう。

このような課題に対応するために、当社は多彩なソリューションを通じて脱炭素化を着実に進め、建築を通じて環境と調和する未来をかたちにしていきます。