脱炭素・省エネ
ゼロ・エネルギービル(ZEB)を実現するソリューションや、省エネ技術を紹介します
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、省エネと脱炭素は建築における最重要テーマのひとつとなっています。
当社はお客様とともにZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)の実現を目指し、建物のエネルギー負荷を抑える設計と高効率な設備の導入により、消費エネルギーを最小限に抑えています。さらに、太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用し、EMS(エネルギーマネジメントシステム)によって無駄のない運用を実現しています。
具体的な取り組みや支援内容を以下に詳しくご紹介します。
当社はお客様とともにZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)の実現を目指し、建物のエネルギー負荷を抑える設計と高効率な設備の導入により、消費エネルギーを最小限に抑えています。さらに、太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用し、EMS(エネルギーマネジメントシステム)によって無駄のない運用を実現しています。
具体的な取り組みや支援内容を以下に詳しくご紹介します。

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ZEBを標準化/高速化
-ZEBIA®-世界最先端の知識を取り入れて開発したZEB設計支援ツールで、設計にかかる時間を大幅に減らすことができます。 -
大規模展示場で脱炭素に貢献
-メガソーラー発電・蓄熱システム-1MWの大規模太陽光発電によって電力のピーク使用量を約80%削減し、脱炭素化に貢献します。 -
ZEBの実装を、一般的なオフィスビルにも
-普及型ZEB-特別な設備を使わずにコストを抑えつつ、Nearly ZEBに相当する高い省エネ水準を実現しています。 -
中小規模のビルで高度なエネルギーマネジメントが可能
-I.SEM®(アイセム)-再生可能エネルギーや蓄電池を最適に制御しながら、電力使用をリアルタイムで見える化・予測・制御することで、建物全体のエネルギー効率化と脱炭素化を支援します。 -
エアコンに頼らず換気・冷暖房の省エネ運転を実現
-自然換気一体型コンパクトダブルスキン-外気を取り入れる構造により冷暖房エネルギーを抑える外装システムで、CO₂排出の削減と快適な室内環境を両立します。 -
ネット・ゼロエネルギービル改修
-ネットZEB改修-「快適性の再定義」「スーパー省エネ化」「スマートな働き方の実現」「災害への備え」の4つのコンセプトに基づき、既存建物を改修してZEB化を達成する技術です。
建築の脱炭素化が求められる背景
建築分野の脱炭素化が強く求められているのは、建物が排出するCO₂の量が非常に大きいためです。日本全体のCO₂排出のうち、住宅や建築物からの排出は約3分の1を占めており、東京都に限ればその割合は約70%にものぼります。オフィスビルや商業施設などの非住宅建築に限っても、都内では全体の約40%を占める大きな排出源です。
パリ協定に基づく国際的な約束や、日本が掲げるカーボンニュートラルの目標を実現するうえでも、建築業界の脱炭素化は避けて通れません。こうした流れを受けて、国や自治体では規制の強化や支援制度の整備など、さまざまな対策が進められています。
まとめ:建築の脱炭素が急務
建物を建てる段階で、省エネ設備や再生可能エネルギーのしくみを取り入れておくことで、長期的なCO₂排出を大きく抑えることができます。いまや「エネルギーと賢く付き合う」という考え方は、持続可能な建築を実現するうえで欠かせない視点といえるでしょう。
このような課題に対応するために、当社は多彩なソリューションを通じて脱炭素化を着実に進め、建築を通じて環境と調和する未来をかたちにしていきます。
