ワンストップサービス
-PFASsure
(ピーファシュア)-
社会的懸念が高まるPFAS(有機フッ素化合物)による土壌・地下水汚染。竹中グループの知見を結集した独自の開発技術により、低コストかつ低環境負荷な対策を実現しました。所有地のPFAS汚染リスクの低減や周辺環境の保全を通じて、お客様の経営や事業活動の安全・安心を支援する環境ソリューションです。
こんなお悩み・課題はありませんか?
- ● 所有地や工場跡地などの事業予定地におけるPFASによる土壌・地下水汚染が懸念されるが、汚染リスクを正確に把握し、適切に対応したい。
- ● PFASによる土壌や地下水の汚染が確認されており、対策が必要であるが、従来の対策工法ではコストや環境負荷が課題となる。
- ● 環境負荷の低い対策を実施し、周辺環境への影響を最小限に抑えながら、企業としての社会的責任を果たしたい。
ソリューションの概要(PFASsureとは)
「PFASsure」は、自然分解されにくく健康への影響が懸念されるPFAS(有機フッ素化合物)に汚染された土壌や地下水に対し、調査から対策計画、独自の技術を用いた対策工事、完了後のモニタリングまでを一貫して請け負うソリューションです。現場の状況に応じて当社独自の新技術と従来技術を組み合わせた最適な対策をご提供し、汚染リスク低減とコストダウン、環境負荷の低減を実現します。
対策技術の特徴
独自開発した4つの技術を適用:土壌中のPFAS抽出・除去技術や地下水への溶出抑制技術など、実用化済みの技術から最新の実証技術まで、現場条件に応じた工法を提案します。
①加温原位置土壌洗浄によるPFAS除去技術(実用化済・提供可能)
地盤に温水を注入して土壌に吸着したPFASの溶出を促し、揚水して回収・除去する技術です。透水性の良い砂層などを対象とし、実際の検証では土壌中のPFAS濃度を94~97%低減しました。
②吸着固定化による地下水へのPFAS溶出抑制技術(実用化済・提供可能)
微細な活性炭などの吸着材を地盤に混合し、土壌中のPFASを固定化して地下水への溶出を抑える技術です。砂・粘土など複数の土壌の検証で、溶出を97~99%低減しました。
③泡沫分離による汚染水からのPFAS濃縮・回収技術(開発中・実証段階)
PFASが気泡界面に集まる性質を利用し、くみ上げた地下水中のPFASを泡に濃縮して回収・除去する技術です。環境省の対策技術実証事業(※)に選定され、現在実証試験を実施しています。
④電気化学的分解によるPFAS分解技術(開発中・実証段階)
泡沫分離で濃縮したPFASを含む排水を電気化学反応で分解処理する技術です。③の技術と組み合わせて効率的に処理を行います。環境省の対策技術実証事業(※)に選定され、現在実証試験を実施しています。
導入のメリット
従来工法からの脱却によるコスト最適化と低環境負荷
大規模な掘削を伴わず、原位置での温水洗浄や吸着固定など独自の技術を採用。土工事に伴う汚染土壌の場外搬出処理量とコストを抑え、環境に配慮した対策を実現します。
調査からモニタリングまで一貫したサポート体制
初期調査から対策計画の立案・工事施工、施工後のモニタリングまでワンストップで対応。必要に応じて関係者への円滑なリスクコミュニケーションの実施を支援するなど、お客様が行う土壌汚染対策に関連する業務全般の負担の軽減に貢献します。
高い対策効果で、不動産価値と事業の安全性を保全
優れた対策効果により、事業予定地の再生を支え、大切な資産価値と安全性を維持します。
想定される適用用途・施設
- ● 工場跡地・産業用地など(製造業の工場閉鎖・移転に伴う土壌調査および跡地再開発プロジェクト)
- ● 大規模開発用地・インフラ施設など(化学プラント跡地など、広範囲の地下水・土壌対策が求められる現場)
今後の展開
今後、土壌や地下水に対する規制の強化が予想される国内のPFAS土壌・地下水対策への社会的ニーズの拡大を見据え、お客様へ「PFASsure」を継続的に提供し実績を重ねることでさらなる技術開発と実用化を推進します。実証段階にある泡沫分離によるPFAS濃縮・回収技術をはじめとした先端技術の高度化を継続し、汚染リスクの防止から迅速な対策まで、柔軟かつ高度な対応力を追求します。
関連リリース
2026.07.27 PFAS汚染調査から除去対策までをワンストップで提供~独自の4技術で低コスト・低環境負荷を実現~
