Z-CARBO
ライフサイクルカーボン評価プラットフォーム
-Z-CARBO-
建築物のライフサイクルカーボンを評価して脱炭素経営を支援

持続可能な社会の実現に向け、企業の脱炭素化への取り組みは、資材の調達・建設から建物の運用時、そして解体・リサイクルに至る「建物の一生涯のCO₂排出量(ライフサイクルカーボン)」の把握が不可欠となっています。国はCO₂削減に向けて、2028年度にCO₂の算定等を義務付ける制度の開始を予定しています。しかし、これらを網羅的に算出するには膨大なデータ収集と専門知識が必要であり、大きな負担となります。

竹中工務店が開発した「Z-CARBO(ジ・カーボ)」は、設計初期の段階から建物の全生涯にわたるCO₂排出量をAIを活用して算出するプラットフォームです。本プラットフォームにより、お客様のCO₂排出量の情報開示対応と、効果的な脱炭素施策の提案を行います。

Z-CARBO

このようなお悩み・課題はありませんか?

  • ● 自社ビルの新築や改修において、ライフサイクル全体でのCO₂排出量を正確に把握・評価したい。
  • ● ステークホルダーに向けて精緻なESG情報を開示したいが、データ収集やCO₂算定に課題を感じている。
  • ● 計画の初期段階から、自社のCO₂削減目標に合致した最適な建築計画や環境ソリューションを提案してほしい。

ソリューションの概要(Z-CARBOとは)

「Z-CARBO」は、建物の計画から運用、解体に至るまでのライフサイクル全体のCO₂排出量を一貫して可視化・評価するデジタルプラットフォームです(※株式会社ゴーレムと共同開発)。日本建築学会が定めるLCA指針等に準拠した信頼性の高い算定ロジックを搭載。当社の見積システムとAIを連携させることで、膨大な建築・設備項目からCO₂排出量を自動算出し、計画初期段階から脱炭素シナリオをご提案します。

技術の特徴

AIによる自動計算と効率化

既存および計画建物の見積データ(項目・数量)とCO₂排出原単位をAIが自動で連携させ、項目別のCO₂排出量を迅速に算出

AIによる自動計算と効率化

豊富なZEB実績データに基づく提案

BELS認証(※)件数トップクラスの実績から得られた独自データベースに基づき、実現性の高い具体的なCO₂削減策を立案

豊富なZEB実績データに基づく提案

設計施工一貫によるライフサイクル管理

設計段階から実運用までのデータを継続的にデジタルプラットフォームに収集・分析し、一過性ではない一貫したCO₂マネジメントを実現

設計施工一貫によるライフサイクル管理

導入のメリット

AI連携による算定効率化と開示サポート

従来、膨大な時間と労力を要していた建物のCO₂排出量算定を、AI技術により効率化します。見積積算書から部材や設備の数量をAIが自動判別し、業界標準のデータベース(CO₂排出原単位)と瞬時に連携。これにより算定作業時間を削減し、ESGレポート等に求められる各種情報開示の作業負荷を軽減します。

初期段階の「見える化」で最適な脱炭素投資を実現

建物の生涯CO₂排出量は、計画初期段階での意思決定が大きく影響します。Z-CARBOは、豊富なZEB実績に基づく独自データベースを活用し、計画の初期段階からライフサイクルカーボンを高精度に予測します。予算やCO₂削減目標に合わせた最適な建築計画を比較・検討でき、費用対効果の高い脱炭素投資を支援します。

設計から運用まで、建物の生涯を一貫管理

竹中工務店の「設計施工一貫方式」の強みを最大限に活かし、フェーズごとのデータの分断を防ぎます。設計・施工時の予測データだけでなく、竣工後の実運用データも継続して収集・分析。建物のライフサイクル全体を通じたCO₂排出量の継続的なマネジメントが可能になり、お客様の持続可能な企業価値の向上に貢献し続けます。

想定される適用用途・施設

  • ● 大規模オフィスビル・企業本社ビル(ESG経営の推進、ZEB化を目指す施設)
  • ● 生産施設・物流施設・データセンター(サプライチェーン全体でのScope1,2,3削減が求められる施設)
  • ● 商業施設・複合開発(環境配慮による不動産価値の向上・テナント誘致を重視するプロジェクト)
  • 法制度化に伴い一定規模以上の建物が全て対象(5000㎡以上で届出義務、2000㎡以上で説明義務)

まとめ

建築分野における脱炭素化の推進には、建設から運用、改修・解体に至るまでのライフサイクル全体でのCO₂排出量の把握が不可欠です。竹中工務店は、こうしたニーズに応えるため、ライフサイクルカーボンを総合的に評価・可視化するプラットフォーム「Z-CARBO」を開発。本プラットフォームにより、お客様のCO₂排出量の情報開示対応と、効果的な脱炭素施策の提案を行います。

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