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直交集成板CLTを用いた集合住宅「アサヒファシリティズ山門町社宅」が竣工

リリース

2019年3月26日
株式会社竹中工務店
株式会社 アサヒ ファシリティズ

竹中工務店(社長:宮下正裕)は、当社グループのアサヒファシリティズ(社長:岡崎俊樹)が保有する「アサヒファシリティズ山門町社宅」(名古屋市)において、直交集成板CLTを用いた建替工事を完了しました。
本建物は1階がRC(鉄筋コンクリート)造で、2~3階に国産スギによる直交集成板CLTパネル工法を採用しています。外装にも国産の木材を有効利用することで、社会課題でもある国内の森林資源の活用・循環に貢献しています。
施工にあたっては、CLTパネルを工場で生産・加工することで、省人化や短工期化につなげ、生産性を向上させることができました。
竹中工務店グループは今後も、このような木造技術を活用し、更なる国産木材の活用と中大規模木造建築の普及・展開を図り、政府が進める建築物の木造・木質化の施策に寄与していきます。

Cross Laminated Timberの略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層して接着・一体化した木質系材料。優れた寸法安定性・断熱性・耐震性を有する。
アサヒファシリティズ山門町社宅

アサヒファシリティズ山門町社宅

事業概要

アサヒファシリティズ創立50周年記念事業の一環として、既存の家族寮を単身寮に建て替えた施設です。竹中工務店グループは、まちづくりを通じて、森林資源の循環を推進する「森林グランドサイクル®」に取り組んでおり、その活動として新たな施設の木造・木質化を図りました。

建物名 アサヒファシリティズ山門町社宅
建築主 株式会社 アサヒ ファシリティズ
建物用途 共同住宅
建築地 名古屋市千種区山門町1-6
構造 木造(CLT床)+鉄筋コンクリート造
建築面積 195.22m2
延床面積 474.35m2
設計・施工 株式会社 竹中工務店
工期予定 2018年7月13日~2019年2月28日

建物概要

エントランスと駐車場から成る1階部分はRC造として計画し、住居部分となる2階および3階にCLTを採用し(CLT約150m3、国産)、パネル工法にて施工しました。準耐火建築物として設計し、天井と壁のCLT表面を室内から見ることができる「燃え代設計」を行っています。また、住居として上下階の振動・騒音が問題とならないように、二重床にすると同時に制振装置を配置することで課題に配慮しています。
更に、一般のパネル工法では実現の難しい開口を大きくとれる構造方法を採用するとともに、室内にCLTパネル同士を接合する接合金物が見えないよう配慮しています。

建物構成

建物構成