CO2削減長期目標達成に向け、全ての作業所でグリーン電力を積極的採用~スコープ1+2のCO2排出量46.2%削減に向け、様々な取組みを推進~

2023年2月1日
株式会社竹中工務店

竹中工務店(社長:佐々木正人)は、2023年2月1日以降に着工する作業所において、原則として再生可能エネルギー由来のグリーン電力を採用します。
当社はグループ全体としてのCO2削減長期目標を設定した中、第一目標である2030年のCO2排出量の削減目標(2019年比、スコープ1+2において46.2%削減)達成に向け、施策推進および意識向上を図っていきます。
当社の作業所から排出されるCO2のうち、スコープ1(重機などの稼働に使う軽油由来)が約75%、スコープ2(タワークレーンや場内照明、仮設事務所などに使う電力由来)が約25%です。スコープ2については、改修工事等でお客様から電力を支給される場合等を除き、積極的にグリーン電力を採用することで、2030年に作業所から排出されるCO2排出量の20%削減(2019年比)を目指します。また、スコープ1については、今後軽油に代えバイオマス燃料および水素燃料等を採用しCO2排出量を削減すべく、モデル作業所等で実証実験を行います。

さらに、2月1日より、CO2削減への意識向上などを目的に、当社の作業所において以下の2つの取り組みを推進します。

  1. (1)「CO2排出量モニタリングシステム」の導入
    リアルタイムでCO2排出量を算出し、把握することが可能なシステムです。これによりCO2排出量の目標管理を行います。
  2. (2)「CO2削減看板」の仮囲いへの設置
    全国の仮囲いのある全ての作業所に、「チャレンジ!ゼロCO2」をうたった看板(800×800mm)を設置します。また、仮囲いのない改修工事等でも看板やステッカー(400×400mm)を設置することで、CO2削減意識の向上を図り、目標達成を目指します。
    使用した看板は工事完了後に回収し、次の工事にリユースします。
「CO2削減看板」
「CO2削減看板」

当社は今後、CO2削減効果のある保有技術や施工法を積極的に採用して省エネルギーを図り、使わなければならないエネルギーをグリーン化していくことで、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

  • 既存のシステムに、建設重機等の稼働データのIoTデバイスによる稼働データの自動収集、当社および他社CO2関連データとの連携、CO2排出量の集計ができるようにカスタマイズしたシステム


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当社は、脱炭素・資源循環・自然共生を実現したサステナブルな2050年の社会を目指して、環境に配慮した建築・サービスの提供や自社の活動に伴う環境負荷低減に取り組んでいます。