国連の環境技術プラットフォーム「WIPO GREEN」パートナーに登録~環境技術の知的財産活用を通じて「環境戦略2050」の実現を加速~
2025年10月1日
株式会社竹中工務店
竹中工務店(社長:佐々木正人)は、2025年9月、世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization※、以下、WIPO)が運営する、環境技術の国際的なマッチングプラットフォーム「WIPO GREEN」のパートナーに登録されました。環境関連の先進的で持続可能な技術を保有する組織・企業が、自らの技術を「WIPO GREEN」データベースに公開することにより、その技術を求める組織や企業とのマッチングが実現できます。
- ※国際的な知的財産の保護・活用や知的財産制度の発展を目指す国連の専門機関

背景
WIPO GREENは、環境課題の解決に資する技術や知的財産を世界中のニーズと結びつけることを目的とした国際的な枠組みであり、持続可能な社会の実現に向けた環境に優しいイノベーションと技術移転を促進するものです。当社は、これまで培ってきた環境技術や知的財産を活用し、国内外の環境課題の解決に貢献することを目指しています。
今回の登録にあたり、以下の技術をWIPO GREENのデータベースに掲載予定です:
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・燃エンウッド®:木造建築の大規模化・高層化を実現する耐火集成材
(詳細:https://www.takenaka.co.jp/solution/environment/moenwood/) -
・メタファーム®:建物・敷地内で生ごみからバイオガスを生成して廃棄物搬出量を削減するリサイクルシステム
(詳細:https://www.takenaka.co.jp/solution/environment/metafarm/)
今後の展開
これらの技術は、当社が掲げる「環境戦略2050」に基づき、脱炭素社会の実現や資源循環型社会の構築に向けた重要な取り組みの一環です。今後も竹中工務店は、環境問題の解決に資する技術開発と知的財産の活用を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。