耐火集成木材「燃エンウッド®」の柱が「SuMPO EPD」認証を取得
2026年4月15日
株式会社竹中工務店
竹中工務店(社長:丁野成人)は、耐火集成木材「燃エンウッド」シリーズのうち、柱の1時間耐火仕様および2時間耐火仕様※1において、一般社団法人サステナブル経営推進機構(以下SuMPO)の製品環境認証制度「SuMPO EPD」※2を取得しました。
今回の認証取得は、当社がこれまで開発した耐火集成木材「燃エンウッド」シリーズの柱・梁・耐力壁のうち、柱の1時間耐火仕様および2時間耐火仕様が対象です。
本認証の取得により、「燃エンウッド」柱の木材炭素含有量の数値化が可能になります。これにより、お客様は建築物のライフサイクルアセスメント(以下、LCA※3)算定・評価時に「燃エンウッド」の環境負荷を客観的な数値として把握でき、CASBEEやLEEDなどの建物の環境認証制度における評価の対象となります。
- ※1建物の建築にあたっては、建築基準法で階数ごとの耐火性能が定められています。耐火集成木材「燃エンウッド」では、1時間耐火仕様で4階建もしくは建物の最上層から4層まで、2時間耐火仕様で14階建てもしくは建物の最上階から14層までを木造とすることが可能です。
- ※2SuMPO EPD:https://ecoleaf-label.jp/about/国際規格ISO14025に準拠し、SuMPOが管理運営を行う環境ラベルプログラム
- ※3LCA(Life Cycle Assessment):製品やサービスの原料調達から、製造、流通、廃棄や再生まで含めたすべての流れ(ライフサイクル)に発生する環境負荷を統括的、定量的に評価や査定を行う方法。
EPD掲載情報リンク
背景
建築におけるカーボンニュートラルの実現に向けては、建物の資材製造から、建設、使用段階、解体に至るまでのCO2排出量等の環境負荷を把握することが重要です。これらの環境負荷を算定・評価するLCAの制度化が2028年度から予定されており、建材ごとの環境負荷データの整備が進められています。当社はこのニーズに応え「燃エンウッド」柱のSuMPO EPD認証を取得し、環境負荷の数値化を実現しました。
「燃エンウッド」の概要
燃エンウッドは、耐火構造の木造部材(集成材)であり、木材による「荷重支持部」、せっこう系材料と木材で構成された「燃え止まり層」、木材の「燃え代層」の3層で構成されています。本製品は柱や梁といった構造部材として用いられます。耐火性能を確保するために、当社では燃え止まり層に集成材とせっこう系材料を組み合わせた断面構成で開発・実用化しました。
当社はこれからも「燃エンウッド」をはじめとした当社木造・木質技術への木材の活用を通し、脱炭素社会の実現、お客様のカーボンニュートラル推進に貢献してまいります。
