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第25回「地球環境大賞」日本経済団体連合会会長賞を受賞
「ECM®(エネルギー・CO2ミニマム)セメント・コンクリートシステムの開発」

お知らせ

2016年4月19日
株式会社竹中工務店

ECM共同研究開発チーム※1(代表:竹中工務店)は、産業の発展と地球環境の共生を目指す顕彰制度である第25回「地球環境大賞」において、日本経済団体連合会会長賞を受賞しました。今般の受賞では、「ECM®(エネルギー・CO2ミニマム)セメント」を開発し、「ECMコンクリート®・地盤改良体ECMソイル®への適用技術」を確立したことで、従来に比べ建設時のCO2の大幅な削減が可能となり、低炭素社会の実現、サステナブル社会の構築へ大きく貢献できる点が評価されました。

当社は同技術の建設構造物での適用を拡大していくとともに、今後も低炭素社会の実現、サステナブル社会の構築に寄与する技術を創出できるよう、一層の努力を重ねていきます。

※1 株式会社竹中工務店,鹿島建設株式会社,国立大学法人東京工業大学,日鉄住金高炉セメント株式会社,株式会社デイ・シイ,
太平洋セメント株式会社,日鉄住金セメント株式会社,竹本油脂株式会社

開発の背景

コンクリートの主要な材料であるセメント(普通ポルトランドセメント)は、製造時に石灰石などの原料を高温で焼成するため、多くのエネルギーを必要とするほか、大量のCO2が発生します。セメントの製造にかかるCO2排出量は我が国全体の3%強を占めていることから、セメント製造に係る低炭素化が喫緊の課題となっていました。


「ECMセメント・コンクリートシステム」の概要

「ECMセメント」は、セメントの6~7割を、鉄鋼製造の副産物である高炉スラグの微粉末に置き換えることで、材料製造時のエネルギー消費量とCO2排出量を大幅に削減するものです。ゼネコン・メーカー7社と大学の共同研究により、セメントの材料成分・構成の最適化や、新規の化学混和剤の開発を行い、構造物への適用に向けてのコンクリート・地盤改良技術を開発し、従来の品質・性能上の課題を解決しました。
過去の発表リリース https://www.takenaka.co.jp/news/2014/08/01/images/20140805.pdf

本開発は,国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成のもと行っています

第25回「地球環境大賞」概要

名称 第25回地球環境大賞
表彰内容 大賞、経済産業大臣賞、環境大臣賞、文部科学大臣賞、国土交通大臣賞、農林水産大臣賞、
日本経済団体連合会会長賞、フジサンケイグループ賞
主催 フジサンケイグループ(主管:産経新聞社 フジサンケイビジネスアイ)
後援 経済産業省、環境省、文部科学省、国土交通省、農林水産省、一般社団法人 日本経済団体連合会
特別協力 公益財団法人 世界自然保護基金(WWF)ジャパン
授賞式 平成28年4月