廃校を活用し、宿泊・ベーカリー・アウトドアショップ・展示室・合板工場を中心とした複合施設「yama‐niwa」を今秋開業~長野県塩尻市奈良井の中学校が、森のフィールドへと生まれ変わる~
2026年5月8日
塩尻市
一般社団法人塩尻市森林公社
株式会社竹中工務店
株式会社やまとわ
株式会社TARP AND COMPANY
株式会社ツミカサネ
長野県塩尻市(塩尻市長:百瀬 敬)、一般社団法人塩尻市森林公社(理事長:古畑 耕司)、株式会社竹中工務店(社長:丁野 成人)、株式会社やまとわ(代表取締役:中村 博)、株式会社TARP AND COMPANY(社長:奥田 悠史)、及び株式会社ツミカサネ(代表取締役:青野 裕介)は、2022年3月に廃校した旧塩尻市立楢川中学校(以下「旧楢川中学校」という。)の校舎、体育館を改修し、森林ハブ拠点となる複合施設「yama‐niwa(ヤマ二ワ)」(以下「本施設」という。)を今秋開業します。
本施設は、「山で遊び、山で働き、山に学ぶ。」をコンセプトに掲げています。かつての学び舎である校舎と校庭を「山庭(ヤマニワ)」という豊かな森のフィールドへと生まれ変わらせ、地域資源を次世代へ受け継ぐという想いを込めました。施設内には、宿泊施設「yama-niwa INN」やベーカリー「route bakery and coffee」をはじめ、アウトドアショップや貸し工房、山の展示室「やまには、展」など、森を学び、体験し、自分らしく楽しむための多様な機能が広がります。さらに体育館部分には、地域の森林資源であるカラマツやヒノキ材を最大限に活かし、小規模でありながら、多品種・高付加価値な合板を製造する工場も併設。その運営は、株式会社ツミカサネが担います。
本施設が位置するのは、文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された奈良井宿に隣接するエリアです。歴史ある宿場町の情緒と、旧楢川中学校の跡地から広がる雄大な自然が融合するこの特別な場所から、私たちは『森の資源を暮らしや産業へ活かす、新しい山との付き合い方』を実践していきます。
塩尻市と竹中工務店は、2020年1月に「森林グランドサイクル®※」を軸とした地域連携協定を締結し、森林資源の循環利用や地域経済の活性化等多方面で連携を進めてきました。
その具体的な実績として、奈良井宿内で休眠状態にあった酒蔵を再生させたハイクラス宿泊施設「BYAKU Narai」が誕生しています。この連携の流れを汲み、今回新たに開業する「yama-niwa」は「木曽の山と都市をつなぐ森林ハブ拠点」として、①林業・木工関連産業の育成拠点、②森林・林業教育の啓発・交流拠点、③付加価値型地産合板の製造拠点を整備します。地域の森林資源を暮らしや産業へと循環させることで、新たな雇用を創出し、塩尻市の観光と林業をともに活性化させるなど、持続可能なまちづくりを目指してまいります。
本施設の管理・運営は、森林を軸にした場の運営やブランディングを行う株式会社TARP AND COMPANYと森林の管理、農林業、地域資源を活用するものづくりなどを行っている株式会社やまとわが行う予定です。
- ※森林グランドサイクル
竹中工務店は、森林資源と地域経済の持続可能な好循環を「森林グランドサイクル」と名付け、その構築に向けて、林業事業者・各⾃治体など各方面のステークホルダーと連携を進めています。木のイノベーションにより、森林資源が建設市場で活用されることで、より活発な経済と資源の循環が期待されます。
各社の概要
長野県塩尻市
(一社)塩尻市森林公社
(株)竹中工務店
(株)やまとわ
(株)TARP AND COMPANY
(株)ツミカサネ
施設概要 事業主体
| 施設名称 | yama-niwa |
|---|---|
| 所在地 | 長野県塩尻市奈良井1037-3 |
| 敷地面積 | 31,316m2 |
| 施設の所有者 | 塩尻市 |
| 改修設計 | 株式会社⽵中⼯務店 |
| 施工 | 北信⼟建株式会社 |
| 用途 | 工場・事務所・ホテル・物販店舗等 |
| 事業主体 | 一般社団法人塩尻市森林公社、株式会社ソルトターミナル |
運営
| yama-niwa | 株式会社やまとわ、株式会社TARP AND COMPANY |
|---|---|
| 合板工場 | 株式会社ツミカサネ |
